CMSPの舞台 岩手県陸前高田市について

震災から立ち上がり、次のステージへ

岩手県陸前高田市は、岩手県南部に位置し、宮城県との県境に位置しています。人口は約1万9000 人。65歳高齢者の人口当たりの割合は2015年時点で 36%であり、今後も少子高齢化と人口減少が進んでいくと考えられます。三陸沿岸の町らしく漁業が盛んであり、わかめ、牡蠣、ホタテ、エゾイシカゲ貝が養殖されています。

東日本大震災では、当時の人口24,246人に対し、1,757人(行方不明者も含む)が犠牲となりました。被災世帯は全8,069世帯のうち、3,967世帯になり、地震と津波により陸前高田市の99.5%が被害にあいました。現在では、奇跡の一本松などの震災遺構や2019年から開設した「東日本大震災津波伝承館」など、震災を後世に伝える取り組みが行われています。
SETは2011年4月に初めて陸前高田市の中にある広田町と出会いました。10年の間で移住する若者もいれば、日本全国から何度も通うよう大学生もいました。外からの人がこんなにも地域に馴染めるのは地域住民の皆さんが若者を暖かく迎えてくれる人情味溢れる町だからこそだと思っています。

震災から10年を迎え、陸前高田市全体でも次のステージに向かって進み始めています。私たちSETも広田町を活動拠点にしながら、陸前高田市の他の町で大学生と住民が交流し、地域を大切に想う人を増やしていきたいです。

『復興のその先へ』 震災から立ち上がった町の想いを感じながら、私たちとともに新しいステージへのチャレンジを一緒にしませんか?

もう一つの舞台、葛巻町についてはこちら

葛巻町