CMSPとは

Change Maker Study Programは、陸前高田市と葛巻町を舞台に、町の人と向き合い、地域のためになることを本気で考え、一週間で実行まで行う、地域おこし実践プログラムです。プレゼンテーションをするだけではわからない、実践するからこそ得られる本当の意味での葛藤や、成長、町の一人一人とのつながりを大事にしています。

目指していること

人口減少により地域の担い手が不足している状況にあります。
地域の担い手が減ることにより、コミュニティの衰退や地域の伝統文化を継承する人材が不足し、地域の負の面を身近に感じやすくなります。 その結果、地域への愛着が育つことなく、地域への貢献意欲も減っていくことで地域の衰退が加速していきます。
地域が衰退していくことは、各自治体への影響だけには止まらず、日本全体の社会課題に対しても大きな影響を及ぼします。 日本全体で人口減少をしている中で、人口の増減だけでは自治体も日本社会の未来も明るいものに変えていくことはできません。
このプログラムを通し、目の前の一人ひとりと丁寧に向き合うことで、地域で起こっている現実と向き合いながら、地域社会に新しい風を吹き込むことで、地域に住む人々とともに地域を担う人材になっていきます。
人が少なくなっている地方だからこそ、出会いを大切にすることで、一人ひとりの価値が最大化されます。 私たちは地方の人口減少というピンチをチャンスに変える方程式として、『人の少ない地方だからこそ、 交流による価値を最大化し、「やりたい」を「できた」に変えることで、誰もがChange Makerになれる社会』 をつくっていきます。

CMSPだから「できる」こと

「ゼロ」から課題を探し、解決Ideaを実行する!

魅力・課題は参加した皆さんの視点で「ゼロ」から探し、「アクションプラン」を考え「実行」します。一筋縄ではいかないことでも、7日間だからこそできることがあります。そして、たった7日間で実行するからこそ自分自身の常識を乗り越え、本当に得たいことを得ることができます。

陸前高田市と葛巻町の方々と共に課題解決に挑む!

プログラムでは交流会や体験中など、地元の方との交流の機会がたくさんあります。陸前高田市と葛巻町の人もChange Maker Study Programの中で何かを掴もうと前へ前へと向かっています。様々な世代、背景を持った方々と協力しながらアクションプランを実行することで、実行した時の継続の可能性やインパクトを最大化していくことを目指してます。

自分自身と仲間と向き合い、終了後も共に成長する!

陸前高田市と葛巻町の課題を解決するというアクションを仲間と、町の方と、自分と向き合い、本気でやり切った先に得られることはたくさんあります。終了後もプログラムを通して得たことを踏まえ、更に深く「どう生きたいのか」「どう在りたいのか」を考え未来を描きます。仲間、スタッフと共に全面的にサポートする体制も充実しています。

得られること

自分らしい人生を切り開いていく力

今どれだけの人が、生きていく道を「自分らしく」決めていける時代なのでしょうか?「理想」を描いて、実現することはとても困難な印象を受けます。
しかし、本当にそうなのでしょうか?私たちは「自分らしく」生きるということが特別な人たちだけのものだとは思っていません。誰にでもその選択ができるし、その選択を実現に変えていくことができる。
スタート地点は「0」だったけど、何かをきっかけに自分の人生を歩んできた人たちがたしかにいます。「町に住む一人一人の笑顔のために」を考え抜き、仲間と本音の想いをぶつけ合い、誰かが妥協したアイディアではなく、チーム全員が100%やりたいものを選択し積み重ね、本当に町のためになることを実行する。
その過程自体が自分自身の「100%全力でやりたい」を積み上げていくことであり、「理想」を描き、「実現」していくことなのです。

CMSPのメンバーが何を体験し、何を得たか、彼らの声で感じてください!

VOICE

「自分らしく」社会に貢献し続ける「人」が必要になる

私たちが描く「Change Maker」 とは「自分らしく」社会に貢献していく、社会を良くしていく人たちのことを指しています。ではなぜ、「自分らしく」社会に貢献していける「Change Maker」が求められているのか?

2050年、日本の人口は約5000万人になると言われています。経済発展を進めてきた20世紀を終え、様々な社会問題(人口減少、地域消滅、教育格差、自殺率 etc…)が増え続けているのが現状です。この複雑化した社会問題に対して、素晴らしい解決案をたくさん作ったとします。

では、「その解決案を誰が実行するのか?」

私たちは、5000万人の1人1人が、社会問題の解決に少しでも関わり続け、目の前にいる人を笑顔にできる「人」になり、更にはその先の「本気でやりたい」を選択し、最前線でやり続けられる「人」になることが大切だと感じています。大きなことを解決する仕組みより、目の前の1人1人に向き合うことで社会を良くしていきたいのです。

そして、その先を考えた時、「自分らしく」関わり始めるということがとても重要です。複雑化した社会問題を解決する答えというのは常にあるわけではありません。それでも目の前の人のために一歩一歩、楽しみながら進んでいける「人」が今求められているのです。そして、この社会が今後歩むであろう課題を先行している地域として、日本の歩む道に注目しています。

その「自分らしく社会に貢献し続ける」ために必要な以下の3つの要素を、Change Maker Study Programでは手に入れることができます。