岩手県の東北部位置する葛巻町は北上山地の1,000メートルを超える山々に囲まれた自然豊かな町です。人口は約6,000人で『北緯40度ミルクとワインとクリーンエネルギーのまち』をキャッチフレーズに町に合った挑戦をし続けています。
基幹産業は酪農と林業であり、特に酪農は明治25年(西暦1892年)の乳牛導入以来、先人のたゆまぬ努力によって、現在では、牛の頭数、牛乳生産量とも東北一の酪農郷となっています。
地域の資源を活かしながら地域外の人を呼び込む動きも積極的に行なっており、人口の社会増減率では県内で上位に位置するまで回復しています。また、外部の高校生を誘致する山村留学生も増加しており、魅力的な町へと町内外連携して取り組んでいます。
しかし、人口減少をはじめ地域の課題も数多く残っております。産業の力だけではなく、住民自身が魅力ある町にしていくことが町の未来をつくっていく上でも重要になってきます。
地域のひと同士が繋がり交流していくことで葛巻町だからこその『生きがい』をつくり、『イキイキと輝くひと』が増えることで、自然の豊かさと共生する新しい町の姿に発展していくと考えています。
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