コロナ禍で何か頑張りたいけど1人じゃできない。。。そんなあなたへ

「仲間」という言葉をみて最初に浮かぶのは、「信じてみる」ということ

何でも言い合える関係でもあるし、その人がどんなことをしても受け入れられる関係なのかなという感じ、傷つく可能性があるのも覚悟かな。でも、行動を信じるのではなくて、その人の存在の素晴らしさや想いを本気で信じるということ。

 

 僕はCMSPで人に安心感を持てた。

人は安心して初めていろんな行動ができるようなる。

お互いが信じ合えば、安心からその先にあるいろんなチャレンジができる。

信じることで生まれる安心感が一番大切なのだと感じている。

 

 当時、大学3年生の冬にCMSPを部活の後輩に紹介してもらった。

部活もチームスポーツより個人競技を選んでいたし、

理想を追ってばかりで実力が伴ってない自分を見て煙たがられるのが嫌だった。

「一緒にもっと強くなろうぜ!」と声をかける勇気もなかった。

 

「結局誰もわかってくれない、人を信じられない、でも本当は信じたい」

 

そんな時に、声をかけられたCMSP

「仲間とつくる本気のまちづくりのプロジェクト」

そんな感じのうたい文句だった。

 

普通に疑った。金額も高いし騙されてるかなあとかも思った。

でも、騙されてもいいや。

やらない後悔よりやる後悔と思って、思い切って参加した。

 

こんな風に思い切ることができたのも、

変わりたい強くなりたい。そんなことをずっと思ってきたけどなかなかうまくいかない自分に嫌気がさしていたからかもしれない。

最後のチャンスと思って飛び込んでみた。

 

やるならもうどうなってもいいという覚悟で臨んだ。

1週間のプログラム中

「何を思ってもいいし、何を感じてもいいよ。」

いろんなことを受け入れてくれる人がたくさんいた。

 

その言葉も普段だったら信じないのに、

本気で信じてみた。

普段だったら、空気読んで言わない言葉も

もビクビクしながら何度も言ってみた。

 

でも大丈夫だった。

人への恐怖心も、それと同じくらい強くある信じたい気持ちも。矛盾を抱えている自分の感情をそのまま受け止めてくれた人たちがいた。

びっくりした。涙がほんとに滝のように溢れた。いろんなことを感じてもいいんだ。周りの雰囲気と違うことを感じててもいいんだ。

素直に嬉しく、生まれて初めて自分の感情を全部受け取ってもらえた感覚があった。

 

その1週間のプログラムから、何かが一気に吹っ切れた。

かのように思えた。。。

けど、現実に戻って言いたいことが言えなかったり

信じることができない自分に戻るのが嫌だった。

 

何より、人が人を信じることから生まれるチャレンジや場所をもう一度作りたくて半年間のスタッフを始めた。

 

でも20年以上言いたいことが言えなかった人が、自分の気持ちを言えるようになったり、信じられるようになるのは、そんなに簡単なことではなくて、いつの間にか相手を信じたくなくなったり。相手の気持ちを考えずに感情任せな言葉遣いになったりした。

 

特に印象に残ってるのは

・当時の企画設計のペアとの関係

 

ペアの子は自分とは真逆のタイプだった。

よくいう合わないよねそこの2人ってやつ。

でも、そんな2人が互いを尊重しあえる素敵なペアになったら、

参加してくれる人もいろんなことを感じてくれるだろうし

僕自身それに挑戦したかった。

チームメンバーも最初はそのペアにするのはダメって話をしてたけど

理解してくれて信じてくれた。多分結構勇気いただろうなと思う。

 

案の定ペアとの関係はうまくいかない。

それまで僕のペアは神戸から広田まで通い。

深夜帯のバイトもしつつ、

お金をなんとか工面しながらのスタッフでした。

 

東京で集まる定例mtgにくることがお金の関係で難しくなったり。

 

当時の自分には理解し難かった。いろんな事情があるのも何となくわかっていたけれど、それを何で解決してこないんだろう?とか

もっと同じ熱量で一緒に頑張りたいのに。できないじゃないかと。

裏切られるのが怖いのと同じで人のせいにしてた。

 

やる気ないやつと一緒にやりたくなんかない。やめればいいじゃん。

でも、何でそこまで広田に来るのか、何か理由があるはずだと。だから聞きたい。

 

こんなトゲトゲした言葉を使う人に広田に来る理由なんて話したくもなかったかもしれない。けれども勇気を出して話してくれた。

「まちの人が自分を社会復帰させてくれた大切な場所だと」

 

何があっても自分がいていいと思えるそんな大切な場所があるのなら

お金がなくなろうとも、人に迷惑をかけようとも

それはいきたい場所だよなそう思えた。

 

そんなこともあって少しだけ近づけた気がした。

 

企画設計の最終段階、話し合ってもなかなか決まらない。何でかわからない。

お互いの主張がぶつかるだけで、相手の意見を受け入れようという姿勢が僕にはなかった。絶対こっちの方がいいと頑なだったのだと思う。そういう意味では上下で人を見ていたりもした。

 

そんな時マネージャーから本当に大切な言葉をもらった。

 

「信じようとして頑張ってる姿も伝わる。

でも米粒一つ分でも、この人とはできないなとか、

分かり合えないなとかそんな気持ちがあるのなら絶対企画はできないよ。」

 

この言葉で号泣したのを覚えてる。

信じるのが苦手な自分、相手を上下で見てしまう自分。良し悪しで判断してしまう自分そんな自分がいる上で。

それでも相手の考えや気持ちを純粋に信じてみる。

 

次の日の朝、企画はびっくりするぐらいすぐに決まった。

自分の弱さに何度も何度も壁に当たって、その度に人を信じることがどんどんできるようになってきた。

 

今もまだペアとお互い頼り頼られる関係が続いているのは本当に有難く嬉しいことです。

 

 有耶無耶に信じろということではないけれど、

自分の信じたい生き方や信じたい可能性を悩みながらも本気でぶつかって進めば道は開けるのだと実感しています。

 どんなことでも開きたい道があるのなら、CMSPは町の人と私とあなたの私たちで積み上げる、1人では作れない素敵な想いの詰まった「私たち」のまちづくりをしてみるのも一つ面白いだろうなと思っています。

 

CMSP43期参加者

CMSP53期スタッフ 上村徹雄

やりがいを求めたいけど、イイヤツらを手放すのが怖い人へ

もう少しやりがいのある学生生活を過ごしたい。

でも、大学やアルバイトで出会った今の友達との距離が生まれそうで怖いあなたに。

 

友達との距離感をえらび直すことを強くお勧めします。

これはあくまでも僕が大学生の時の体験から考えたことです。

 

もう少し具体に落としてみましょう。

 

飲み会でこんな会話したことありませんか?

 

 

「人それぞれだからね〜」

「そうなんだよね〜」

 

 

これ、すばらしく大人な関係です。

でも当時の僕はだんだんこの会話に飽き飽きしてきました。

 

それぞれなんて当たり前じゃないか。

それを言ったらそれ以上何も深まらないじゃないか、、、!

 

 

僕と同じように、と思った人はもう少し読んでみてもらえると幸いです。

 

 

イイヤツらを手放していこう

上記のような関係は、一旦否定はしないが、それ以上は深まらない関係ですね。

 

ここで、完全僕主観で友達分布図をつけてみました。

 

おそらく先ほどのような会話が起きるのは、左下に分布している友達ではないでしょうか。

もしかしたら高校の旧友たちともそんな会話をしていた時期があるかもしれません。

 

思い浮かぶ友達はいますでしょうか。

 

彼らは否定はしてきませんが、

彼らとそのままいて熱量の軸を高めることはほとんどありません。

 

 

自分が成長できそうなプログラムやインターンに参加したら、

仲間意識やライバル意識を持った友達に出会えるかもしれませんね。

短期ですが濃い数日間を過ごす仲間だと思います。

 

さて改めて、縦軸熱量高めなところに飛び込みたいと思っているあなたに。

そして、飛び込みたいけど左下のイイヤツらが手放せないあなたに。

 

安心してください。

 

左下の彼らと接点を持つのは、今の30分の1くらいで十分です。

それでも多いくらい。

 

 

 

もし今あなたが、

もっとやりがいのある学生生活を過ごしたいと思うなら、

ただのイイヤツら枠の友達から一旦距離をおくことを私は強くおすすめします。

理由は簡単。

熱量や成長は、同じ目標を見たときに生まれやすいものだからです。

いわゆる仲間として共に時を過ごさないと生まれにくいものです。

部活や体育祭があったから熱くなれるのは当たり前のことですよね。

 

もしそれでも気になるなら、

半年後にでも久しぶりに飲みに行ってみてください。

 

「お前頑張ってんな〜。俺もなんかしてえな〜。」

「最近忙しくしてる〇〇がきてくれて嬉しいよ〜。」

って素直に言ってくれます。

なぜならイイヤツらだから。

イイヤツらはどこまで行ってもイイヤツらなんです。

 

だから安心して、

自分がやりたいと思ったこと、

飛び込みたいと思ったことに飛び込んでみてください。

 

 

僕はそうして本当に良かったです。

余計なしがらみは、自分が勝手におもいこんで作り出したものでした。

手放したと言っても、今だにその頃の友達とちゃんと繋がっています。

むしろほどよい距離感が存在して、それがお互い掴めたんだな〜と思います。

 

ポイントは、友達だーれも悪くない。

でも誰もそんな適切な距離感なんて取ろうとしないから、なんとなくの関係が続いちゃう。

 

大丈夫。

案外そんな簡単につながりなんて切れないから、さっさと自分の人生歩んじゃいましょう。

絶対その方が楽しくて実りある学生生活です。

 

もちろんあなたが自己成長や熱量高いことに興味が湧いているならです。

 

 

※もう少し友人関係のことを知りたい人はこんな面白い記事もあるのでぜひ↓

日本の若者が深い友人関係を築けなくなった「決定的理由」(飯田 一史) @gendai_biz

 

 

捕捉:熱量高め×安心高め

ちなみに僕がCMSPで得られたのは、熱量高め&安心感高めな友達であり仲間でした。

なぜそうなるか、その理由の一つに「田舎だから」があると思います。

資料づくりが上手だったり、ディスカッション強くても、挨拶できる人の方がおばあちゃんに喜んでもらえます。

 

世知辛い受験戦争や就職活動の評価とはかけ離れた場所での活動です。

今の環境だと優位に立つ存在も、

田舎だとみんな「一生懸命な、わかもの」にくくられます。

肩書き外してその人のパーソナリティで見てもらえる場所を人たちを相手にしているから、CMSPで出会う仲間は飾らないヤツらだったんだと思います。

現に初日にキレ者堅物だった人が、おばあちゃんの感謝の言葉で涙を流したりしているのはいつ見てもいい光景ですよ。

CMSP14期参加者

山本晃平