広田町とは

 -岩手県陸前高田市広田町について

「50年先の課題に直面する町」

 岩手県の南東に位置する陸前高田市。その中でも、半島に突き出た一番先の町が「広田町」です。広田町は2011年3月11日の東日本大震災により被災しました。震災以前から人口減少、少子高齢化、人口流出、雇用の減少が進行していた地域であり、町の存続自体が危ぶまれていました。

 町の方からは「50年後、広田町は無くなるかもしれない」という言葉をもらいます。
 広田町は50年後、日本全国で抱える課題を先取りした、言わば50年後の日本の縮図といえる地域なのです。

 漁業が盛んなこの町は、海から漁港に多くの人が訪れ、様々な価値観が行き交う中で作られてきた町です。しかし、港が衰退する中で町の活気は徐々に失われていきました。

 そして、「東日本大震災」が起こりました。

 改めて、自分たちの「町」をどうしていきたいのかを考えることが始まりました。今、広田町の人達は、過去を想い未来に向かって進んでいる途中です。

「将来の子ども達がこの町で暮らせる、生きていける町」
「外からの新しい風を受け入れ、その風を何倍にも世の中に返していけるような町」

 可能性を諦めずに挑戦し続ける人達の心」そのものが、誰も経験したことのない人口減少社会を迎える日本の未来にとってなによりも必要なことであり、可能性になっていくのです。

 


-広田町の魅力を活かし、超高齢化社会に突入する日本の未来へ希望を創る

 広田町が直面する課題は今後の日本が直面する課題でもあります。その課題を解決することが今後の日本の未来への希望です。

 町には課題を解決する持続可能な未来へのヒントがたくさん眠っています。
 「三陸海岸の漁業の暮らし」「正直に生きる町民の心」「獲れたて、新鮮な食材を分かち合う文化」

 様々な視点で町を見つめ、暮らしの中から学び、繋ぎ合わせ、広田町から日本の未来に本気で挑戦していく1週間を共に創ることを目指しましょう。

 


-広田町に住む人々

人口約3500人のこの町に暮らす、広田町の方々を紹介します。
この町のプログラムに参加した大学生が「また来ます」と言い、まちの人が「また来てね」と言って送り出す関係は、どのように生まれるのでしょうか?

○1人を真正面からみてくれる漁師さん

   広田のまちでも若手の漁師の一人であるマサさん。Change Makerの第1期から参加大学生と関わりを持ってくださっていて、アニキのような存在として慕われています。よく活動に顔を出してくださり、大学生一人ひとりとコミュニケーションをとったり、おすそ分けを届けてくださいます。
マサさんは「自分がしっくりきた呼び名」をつけてくれて、プロジェクトに関わっている大学生メンバーも、マサさんオリジナルの名前で呼ばれることもしばしば。

 そんなマサさんの魅力はやっぱり、人を真正面からみてくれること。どんな大学生に対しても、その人のいいところ・よくないところを“届くコトバ”で伝えてくれます。「広田に来て一番印象に残ったひとは?」と大学生に聞いて、「マサさん!」と答える大学生が多いのも、それぞれに伝わるように声をかけてくれるからなのでしょう。

○いつでも気にかけてくれる、もうひとつの地元のお母さん

   広田の美術館、「三陸館」を運営されているみきこさん。私たち大学生をいつも温かく迎えてくださいます。私たちChange Maker Study Programも三陸館の立ち上げに関わり、これまで5期(2015年3月)、6期(2015年8月)の活動でもお世話になっています。
「みんなは、せっかく大学生の間にこの町に来てくれたんだから、ぜひまた遊びに来てほしいし、この町を変えに来るぐらいの意気込みで来てほしい」と笑って話してくださいます。
三陸館にはじまり、まだまだみきこさんの中にも挑戦はあるようです。次の挑戦は何か、私たちも常に刺激を受けています。(一番うしろのお母さんがみきこさん)

 

○シャイだけど、情熱あふれるまちの人

 2015年夏のプロジェクトで、広田のまちの漁師さんと一緒に飲んでお話をした時のこと。“まーぼ”の愛称でまちの人から呼ばれる漁師さんが話していました。
「このまちの人は、みんなシャイなんだ」
でも、そう話すまーぼさんも、実は熱い情熱をもった人です。
「自分の努力が結果に表れる仕事をしたい」と、勤めていた会社を辞め、広田の漁師になって約20年。

やりがいははるかに大きいと話します。(後列水色の方が、まーぼさん)

 

○誇れる仕事に妥協なし、背中で語る木舟職人

   同じく2015年夏のプロジェクトで、大学生への体験プログラムに協力してくださったひろしさん。気仙杉をつかった伝統的な木舟を造る、日本でも数少ない木舟職人の一人です。
「俺は人と話すのが苦手なんだよ」と照れ臭そうに話すひろしさんですが、
舟を造るとなったらその職人技を徹底的に追及されます。
(ひろしさん(写真中央))

まちの人の「やりたい!」情熱が、まちの人と会えば会うほど、話せば話すほど出てきます!

 


 -岩手県陸前高田市、広田町は朝から活発な町!

漁業が盛んな漁師の町である広田町。
ウニやカキの開口日には、朝早く漁師さんが漁港に集まり一斉に沖へと出て行きます。 お昼のチャイムで帰港するも午後にはまた沖へ。
その後ろ姿はまさに、、”広田の浜人”

ー広田町、ここでの暮らしは毎日が新鮮で溢れている。

 

 

魚だけではありません。潮風の吹く畑で育った浜野菜だってたくさん!毎週水曜土曜日には朝7時から一時間ほど広田産地直売所(産直)が開かれます。

自分が育てた野菜、花等を楽しそうに並べる農家のお母さんたち。「いらっしゃいませー!」の声が響く朝にしか味わえない賑やかな市場です。

 


-”お茶っこすっぺ”

 お茶っことは作業の一休みに、誰かが訪ねてきたときなどに、お茶やコーヒーを飲んだり、お菓子を食べながらお喋りをする、そんな時間です。

 手作りお菓子を持っていつもの場所に集まりお茶っこをする人たち。町を歩きはまってけと誘われはまれば会話が弾む、、

 そう、広田にはお茶っこが欠かせません!

Change Maker Study Program by Change Maker 事業部

岩手県陸前高田市広田町字山田52-6
TEL : 0192-47-5747
E-mail : changemakerprogra01@gmail.com

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