広田町の人々


私たちChange Maker Study Programが活動の舞台としている、岩手県陸前高田市広田町。

人口約3500人のこの町に暮らす、広田町の方々を紹介します。

この町のプログラムに参加した大学生が「また来ます」と言い、

まちの人が「また来てね」と言って送り出す関係は、どのように生まれるのでしょうか?

 

―人を真正面からみてくれる

広田のまちでも若手の漁師の一人であるマサさん。
Change Makerの第1期から参加大学生と関わりを持ってくださっていて
アニキのような存在として慕われています。
よく活動に顔を出してくださり、大学生一人ひとりとコミュニケーションをとったりおすそ分けを届けてくださいます。


(一番左がマサさん)

マサさんは「自分がしっくりきた呼び名」をつけてくれて、
プロジェクトに関わっている大学生メンバーも、マサさんオリジナルの名前で呼ばれることがしばしば。
そんなマサさんの魅力はやっぱり、
人を真正面からみてくれること。どんな大学生に対しても、その人のいいところ・よくないところを
“届くコトバ”で伝えてくれます。「広田に来て一番印象に残ったひとは?」と大学生に聞いて、
「マサさん!」と答える大学生が多いのも、それぞれに伝わるように声をかけてくれるからなのでしょう。

 

―いつでも気にかけてくれる、もうひとつの地元のお母さん

まちの美術館「三陸館」を運営されているみきこさん。

広田にきた大学生をいつも温かく迎えてくださいます。

私たちChange Maker Study Programも三陸館の立ち上げに関わり、これまで5期(2015年3月)、

6期(2015年8月)の活動でも三陸館でお世話になっています。「みんなは、せっかく大学生の間に

この町に来てくれたんだから、ぜひまた遊びに来てほしいし、このまちを変えに来るぐらいの意気

込みで来てほしい」と笑って話すみきこさん。大学生メンバーの中には「ミキティー」という愛称で呼ぶ

人も。

CMSP5期  〜俺たち、私たちの軌跡〜_5452

(一番うしろのお母さんがみきこさん)

 

三陸館にはじまり、まだまだみきこさんの中にも挑戦はあるようです。

次の挑戦は何か、私たちも常に刺激を受けています。

 

―シャイだけど、情熱あふれるまちの人

2015年夏のプロジェクトで、広田のまちの漁師さんと一緒に飲んでお話をした時のこと。

“まーぼ”の愛称でまちの人から呼ばれる漁師さんが話していました。

「このまちの人は、みんなシャイなんだ」

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(後列水色の方が、まーぼさん)

確かにそうかもしれません。みきこさんのように前に前に挑戦する方は少ないかもしれません。

でも、そう話すまーぼさんも、実は熱い情熱をもった人です。

「自分の努力が結果に表れる仕事をしたい」と、それまでの会社員の仕事からこの広田の

まちの漁師になって約20年。大変なこともあるけど、やりがいは会社員の頃よりもはるかに大きい

と話します。

 

同じく2015年夏のプロジェクトで、大学生への体験プログラムに協力してくださったひろしさん。

気仙杉をつかった伝統的な木舟を造る、日本でも数少ない木舟職人の一人です。

そんなひろしさんも、シャイなところがあるのか、大学生との交流でもあまり話はしません。

「俺は人と話すのが苦手なんだよ」と照れ臭そうに話します。

しかし、舟を実際に造るとなると、その職人技を徹底的に追求されます。

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(ひろしさん(写真中央))

まちの人の「やりたい!」情熱が、このまちと、まちの人と会えば会うほど、話せば話すほど、出てきます。

 

 

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