「やるか、やらないか」

「やるか、やらないか」

東京農業大学 3年 片桐拳汰(30期参加者)


広田で過ごした1週間はこれまでにない程全力だった。
ありえない程の過密スケジュールで、今までにない程精神も体力も限界まで使い切ったと思う。
最初は宗教なんじゃないかと言う程のスタッフの熱量に、不安や不信感を抱く参加者も少なくなかった。
ただそのスタッフの原動力が「町の人達のためになりたい」と言うその一心から、自分の時間も犠牲にして僕らに向き合っていると理解してからは、僕を含め参加者の心も間違いなく変わった。

最初に言ったように全力になった。
個人的にも全細胞が町のため、30期のため、自分のためと人の為になりたいと働くようになった。
町の人もチームも、目の前の人のためになりたいと本気で思った。

難しいことは何1つなく、やっぱり人間は誰かの為になることは素直に嬉しいし頑張れるものだと思った。
だけどそこにどこまで全力でやれるかだけが自分との戦いだった。実際とても辛く苦しい場面もあったが、それでもやるのかやらないのかで判断するようになり、ここで止まって言い訳がないと信じ続け1週間をやりきった。

最後の報告会では、町の人の前で発表することにより、1週間で得たものの大きさをそれぞれが心で感じ、やりきったと言う達成感と安心感から、みんなが晴れ晴れした顔をしていた。

自分もその1人であり、町の人達と築き上げた30期と言うものを誇りに思っている。

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