何を信じて、広田に行くのか

CMSP 24期リーダー 夏本 明彦

 

 

6年前の春休み、僕の友達の佐藤君が校門の前で「東北のために」と書かれた募金箱を持って、イヤホンで音楽を聞きながら登校する僕に、「夏本、募金してくれよ!」って言ってきました。

僕は恥ずかしくて照れたようにして、「いやー。。。」って苦笑いしながら佐藤君の横を通り過ぎていったのを今でも覚えています。こっちを見ている彼を少し、引け目に感じながら。

 

そして今、岩手県の広田町という町で活動を続けているNPOの一事業のプロジェクトリーダーをやらせてもらっています。

町のために何ができるのか、自分たちで考えて、行動していく。時に怒られたり、受け入れられなかったり、チームがバラバラになったりする。けれども町の人の笑顔のために、広田町を走り続けています。今まで暗い顔をしていた人が満面の笑みになっていたりすると、嬉しくてこっちは泣いてしまうくらい。

とてもとても、楽じゃなく、楽しいです。笑

 

 

でもたまに、すごく悲しくなる時があります。

誰かにバカにされるときです。「意味がない」とか、「時間の無駄」とか。

ときには広田の人にも言われます。「今の大学生は暇なんだな?」と。

 

ため息をついたり夜中に悶々と考えたりしたときに、たまに佐藤君のことを思い出します。

何か想いを持って行動を起こしている彼を、苦笑いした自分。

あのときの佐藤君の気持ちが痛いほどわかります。

僕は、あのときの自分がたまらなく悔しい。何をやってるんだ、って思う。

 

だから僕は、今、必死に頑張るって決めました。自分が残せるものは、全部あの町に置いてこようと決めました。

 

自分の行動が、誰かのためになっていること。

過去の嫌な自分や、思い出したくもない出来事に打ち勝とうと、死に物狂いで走り回ること。

 

それが明日を生きる光になること。

 

 

「生きる」ってそういうことだと、僕は信じています。

 

そして、その感覚を分かち合える人がいることが一番幸せなことだと思う。

 

たまたま高校の先輩に誘われて来てみた町に、その感覚があった。僕はそんな出会い方でしたが。笑

ここまで読んでくれているあなた、こんな出会い方ですが。笑

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