第15期CMSPスタッフ 行本未希(みき)
聖路加国際大学看護学部 3年
私はこの半年間、そして2月27日から3月5日までの1週間、たくさんの人に出会い、今までにないたくさんの経験をさせていただきました。そんな中でCMSPの活動をやっている意義、そして自分自身もわからなくなってしまうことがありました。
そんな時思い出したのは、広田町の方々。
町を歩いていると、とれたての海藻やめかぶを持っていきなと言ってくださったり、声をかけると、あったかい笑顔でお茶のんでいきなと言ってくださったり、、、そして、まるで家族のように私自身のことを心配してくださったり、相談にのってくださったりする広田町の方々。震災という想像もできないような辛い経験をされているのに、広田に来てくれる大学生は亡くなった方の生まれ変わりだと言ってくださったり、広田に今大学生が来るようになってくれたのは震災があったからだからいいきっかけだったと思っていると言ってくださったりする広田町の方々。
こんな自分に何ができるかわからない。それでも広田町の方々を想い、広田町の大事なあなたの‟楽しい“や‟笑顔”を少しでも増やしたい、、、と思うことができました。そして、そう思うことで、逃げたいような怖いことにも飛び込んでいこうと思える自分がいました。
そして、もう一つ。15期という信頼できる仲間がいたから、1週間走り切ることができました。
大事な広田町の方々、そして15期の仲間に出会えたことに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。