第15期 CMSPスタッフ 浦和美孔(みく)
一橋大学経済学部 2年
終わってみると、やっぱり泊が大好きで、大好きな大好きな人が泊にいた。この人達とこの町で過ごせた7日間。夢のようだった。
思い返せば半年前。落ちるところまで落ちた私の目の前に現れたCMSP。そこにすがるしかなくて始めた。自分を変えたい、以前に自分が知りたかった。広田町なんてよくわからなかった。
そんな私に優しい温かい町、広田町泊部落。私のために泣いてくれる人がいた。私達大学生の夢を、この町を良くしたいと思う夢を自分の夢にしてくれる町の人がいた。
気付けば、この人のために何かしたいと思った。恩返しとかではなく、ただただこの素敵な人がひとつでも多く笑顔になれる、幸せな町を作りたいと思った。
そんな気持ちで臨んだ1週間。目の前のことに必死すぎて自分のしたいことが見えなくもなった。わからなくなった。正直、帰りたくなった。
でも、大好きな町の人に会った時、仲間が必死に伝えてくれた時、大切なその想いを思い出した。一週間は奇跡のようだった。
誰かの未来を人生を変えてしまうかもしれない恐怖。それでも一緒にいようって、一緒に落ちる覚悟が生んだ誰かのchange。
この半年間、一週間で起こったことはきっと私は忘れないんだろうなあ。
最後に、その場で気づけなかった事いっぱいあった。でも違う期のお手伝いをしていて気づきました。
チームのみんな、こんなだめダメダメな私に全力で本気で接してくれてありがとう。
大切な仲間です。