「一歩」踏み出すことができれば世界が変わる


第20期CMSP 吉田陽樹(はるまき)
立教大学文学部史学科2年

はるまき

 

広田町から東京に戻って二週間が経ちましたが、広田町にいた一週間を振り返るとまさに「一歩」踏み出すことに挑戦し続けた日々だったなと思います。

 

チェンジメーカーに参加するにあたって個人的に立てた目標が「自分を変える」でした。失敗を恐れて後手後手に回る自分が嫌いで、広田町に行く直前にも自分の事が嫌になる思いをしたのでこの際自分を変える事ができれば、という思いで広田に乗り込みました。

 

けれど人は簡単に変わることなんてできないと痛感した瞬間がありました。

三日目の夜、眠気で多くのスタッフ・参加者が集中しきれていない一瞬を感じ、一人のスタッフが「お前ら、それでも中沢浜の人に全力でやってると言えるのか?」と投げかけられた時に僕は何も言うことができず立ちすくんでしまいました。

 

そんな中一人の参加者が真っ先に「確かに私は集中できてなかった。でもこの瞬間から私は全力で向かっていく。」と言い、続けて「今のみんなの気持ちを声に出してほしい!」と泣きながら叫ぶ姿に僕は彼女が変わる瞬間に遭遇したと思いました。

 

自分の力で足を前に動かさなければ、人は変わる事ができない。

口で言う以上に人は変わるのは難しいことです。けれどまず「一歩」踏み出さなければ何も始まりませんし、誰にも気づいてくれないことをこの時自覚しました。

それからは迷う事なく足を前に運び続け、最終日には新しい自分を手に入れることができたと感じました。