中村晏子「「笑顔にしたい」と心から」 



 大陽におけるCMSPの活動を今改めて振り返ると、私はその一週間の中で確かに変わることができたと思う。その変化は目の前の人を心から笑顔にしたいという気持ちを純粋に抱けるようになったことである。
 決してそれまでの自分が、人を笑顔にしたいと思わない人間だったわけではない。しかし誰かの笑顔のために頑張ろうとした時、それは自身の満足感のためということも含まれていたように思う。
 そんな中で参加したCMSPで、私は多くの大陽の温かい人々に出会った。特に民泊でお世話になったゆみこさん・かずおさんや、中間報告などで何度かうかがったちえこさんは、私たち大学生を快く迎え入れ、楽しそうに話してくださった。そんな大陽の人々を見ていて、この素敵な笑顔をもっと広げたいと感じた。お会いして間もない方々にそのようなことを感じたのは初めてだった。
 その後アクションプラン等を経て最終日に最終報告会を行ったが、その中の自由時間の十五分で私は自身の変化を自覚できた。一人でも多くの大陽の人と話して笑顔にしたい、もっと時間が欲しい、そう自然と感じていた。大陽の人の笑顔が何かのゴールだったのではなく、ただ見たかった。自身の満足感は関係なかった。
このように変われたのは、出会った大陽の方々、そして素直な感情を共有し合った十三期の仲間のおかげである。このCMSPで関わった全ての人に感謝している。