島本紗理「心震える仲間達と共に」


「広田ってこんな優しくてあたたかい町なんだ」と一日目の民泊で気づいたものの、私は最初広田に住んでいない外部の人という立場からしか意見が言えませんでした。それが変わったのは広田の魅力と課題を話し合ったミーティングの時です。ミーティングの中で「今、広田の人の顔が浮かんでる?」という言葉が出てきました。それまで私は広田に住む人全体をぼんやりとしかイメージしていなかった、それに気づけたのがさっきの言葉でした。民泊でお世話になった人の顔を思い浮かべながらの話し合いができるようになって、やっと自分自身もチームとしても方向性がそろったように感じました。誰に対してアクションを行うのかちゃんと見えてからの私は話し合いに積極的になり、笑った顔のあの人を思い浮かべながらの計画や準備はとても楽しかったです。しかし、目の前の人のことを一週間もかけて考え続けるなんて、自分一人じゃこんなに頑張れなかったと思います。一週間という長くも短い時間ではあったけれど、すぐ隣に一緒に考え続けてくれる仲間がいたことが「私が頑張れた理由」だと思います。そんな仲間に会えるのがこのプログラムです。支えてくれるスタッフを含めみんなが目の前の人に本気で向き合い、本音で言い合うことで最高のAPを迎えられて本当に嬉しかったです。最終報告会で涙ぐむ仲間を見て心が震えたことも一生忘れないと思います。行ってよかった