ありがとう

第14期CMSP 折本恭志(おり)
法政大学 経営学部 3年

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 今思い返すと、初日は、一週間のプログラムをただこなしていくという気持ちで、広田町に入ったような気がする。最初はなんとなく時間が過ぎていくような感覚もあった。

でも、実際に広田の人たちに会い、温かさに触れ、広田に対する思いを話していく中で、「俺はこの町が好きだ。目の前にいるこの人をもっと笑顔にしたい。」と素直に思うようになった。

チームのみんなも同じ想いを持っていて、みんなが、飾らない自分の言葉・本音で「こうしたい」と、それぞれの想いをぶつけてくれた。来て数日の見ず知らずの大学生たちに何ができるかと不安な気持ちもあったけど、「俺たちならきっとできる!」と感じた瞬間だった。

 

 実際にプランを形にするのは簡単なことではなかったし、うまくいかないこともあったけど、みんなと一緒だから乗り越えられ、プラン実行の日は、広田の人たちも自分たちもみんなが笑顔の素晴らしい時間を過ごせた。今でもあの素晴らしい時間は鮮明に覚えている。

でもそれ以上に鮮明に覚えていることがある。

それは、プランを終え、集まってくれた広田の人たちを見送っているとき、一人のおばあちゃんが自分に手を差し出し、「ありがとうね」と言ってくれたあの温かさ。その瞬間、自然と涙がこぼれてきて、周りのみんながひくくらいずっと泣いていた。あんな温かさは生まれて初めてだったと思う。

 

 今までの自分は、誰かのために何かをしようとか、みんなの想いを全力でぶつければとか、感謝とか、っていうのは、「くさいな、きれいごとだ」と思っていたけど、あんなに素晴らしい時間を過ごせたのも、温かさに触れられたのも、東京に戻ってからも集まって広田にまた行こうと話せるのも、このメンバーだったからだと胸を張って言える。

素晴らしい時間を駆け抜けてきた14期は、自分たちのことを「Family」だと思っている。そんなお互いを認め合えた「Family」に出会えた、第二の故郷と呼べる広田町に出会えた、新しい自分に出会えた、この一週間は最高の一週間だった。

 

「ありがとう」

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