第14期CMSP 神田真名(かんな)
日本女子大学家政学部住居学科3年
私は今まで何かをやり遂げたという実感があまりありませんでした。それは自分への自信の無さへと繋がり、自分の気持ちを人に伝えることが苦手になってしまいましたが、気づけばもう大学3年生で「自分を変えるなら今しかない!」と思い、参加したのがこのCMSPでした。
最初は会って間もない人達と話し合うなんて怖くて仕方がありませんでした。そんな私がどうして自分の本音を伝えられるようになったのか。
それは広田の人達に心からの「好き」と「ありがとう」を伝えたいと思ったからです。広田の人達は突然東京からやってきた私達に優しく接してくれて、中には私達を孫や子だと言って一緒にいない間も私達を心配していてくれるような、本当のおじいちゃん、おばあちゃんのような人もいました。
だからこそ、「こんなにも優しい皆さんに、私達ができることはなんだろう」と真剣に考えるようになり、仲間達と本気で話し合える自分に変わっていきました。限界まで挑戦して、最後に仲間と感じた達成感は今でも忘れられません。
広田から東京へ帰ってきた今でも、みんなと走り抜けた7日間を思う度に、未来へ一歩踏み出す勇気をもらえます。広田は自分と向き合って変われるチャンスと最高の仲間達に出会える素敵な場所です。
あの場所で出会ったすべての人、そして自分を変える機会をくれたCMSPに「大好き」と「ありがとう」を伝えたいです。