第14期CMSP 山本晃平(こうへい)
横浜国大 教育1年
1週間しかいなかったのにどうしてこんなにこの町のことが気になるんだ!!!
いつもの生活に戻った僕はしばしばこう思います。
初めはレジャー気分でした。民泊して、美味しい料理食べられていいことずくめ。
しかしどこか腑に落ちない気持ちもありました。「どうしてこんな見も知らぬ大学生(しかもトーキョーから来てる)が良くしてもらえるんだろうか?そもそも僕たちがしようとしてる町興しって自己満足なんじゃ?」
全て民泊先のお婆ちゃんに相談しました。
ところが返ってきた答えは僕の想像とはまるで大違い。「この町のことを若い子が考えてくれるだけで嬉しい。たしかに良く思わない町の人もいるだろうけど、こうでもしないとこの町は前に進まないと思うわ」
驚いたのは他の民泊先でも同じようなことを皆が聞いていたということ。皆それぞれ心に突っかかるものがとれたようです。
しかしまだ心の中に何か淀んでいました。「広田の人への想いは足りているのか?」
いやいやいや、なんですかその抽象的な言葉は??
リーダーから投げかけられたとき僕はそう思いました。たしかに疑問でした。このまま1週間やっても中途半端なんじゃ…。
その日は夜1:00近くまで会議しました。本音と本音がぶつかり合いました。
最後に何でみんながまとまったかは覚えていません(笑)
でもみんな町への想いがこみ上げてきたのは確かでした。その日は3日目の夜。そこから僕たちは大きく変わったと思います。