一瞬一瞬を大切に

eriko

10期参加メンバー

慶應義塾大学商学部4年 大川恵理子

 

広田で過ごした1週間を経て、自分の中にできた決意のようなものがある。

それは、「一瞬一瞬を大切に生きよう」ということ!

大げさできれいごとかもしれない。

でも、あの1週間があったからこそ、”いま”自分が何を感じて、何に心が震えたのかを言葉に残したいと思うし、一緒に過ごす人との時間や、誰かのために必死になる時間を積み重ねていきたい、と思うようになった。

 

広田に行く前は、授業行ってバイトやサークルに行って、就活も全力で駆け抜けて、自分の感情を振り返ることはほとんどなかった。

けれど、全く過ごしたことのない環境や仲間、そして温かい広田の方々と一緒に一週間を過ごし、様々な価値観や考え方に触れたことで、自分の中にある素直な想いみたいなものを引き出すことができた。

 

民泊でお世話になった清さんのお宅では、震災の生々しい話をたくさん聞いた。ニュースで見聞きしていた震災の印象とは異なり、そこには津波の中でも船を必死で守ろうとする漁師のプライドがあったり、悲しみの中でも必死に向き合って前に進もうとするたくましさがあったり、思っていたよりもずっと奥が深く、じーんとした。

自分も、苦手なことや嫌なことから逃げない人間になりたいと思えたし、勇気を持って行動に移せる力強い人間になりたいと思えた。

 

畑仕事を手伝わせてもらったふみこばあちゃんは、最初はなかなか私たちに心を開いてくれなかった。それもそのはず、突然熱い大学生が来て、広田の魅力を語り出すのだから笑

それでも、3日間しつこくお家に訪問すれば温かく迎えてくれて、少しずつおばあちゃんの純粋な”想い”に触れることができた。畑が大好きなおばあちゃんのために、何かしたい、喜ぶ顔を見たい、と心から思えた。

アクションプランで

「ぴろたんGO!」(自分の好きなことをお互いに話して共感を得よう!という企画)を終えた次の日に言われた言葉が、今も忘れられない。

 

「昨日はありがとなー ほんとに楽しかったっぺー 最初は行きたくないて言ってたけどもお、岡ちゃんもいたしなあ、他の大学生もいっぱいいたしなあ、すげえ嬉しかったあ。

好きなことにな、大学生って書いたけどもな、花も好きだったし、縫い物も好きだったのを思い出したんだよなあ。今日も朝起きて興奮が止まらないっぺさ。あーーありがとう、ありがとう。」

 

心が震えるってこういうことか!とそのとき思えた。

自分の行動で広田の人の心に気づきを与えられたことが嬉しかったし、顔が思い浮かぶ誰かのために全力になれたことが、こんなにも清々しいなんて今までは気づかなかった。

だからこそ、この感覚をもう一度味わいたい、一瞬一瞬の感情や胸の高まりを、誰かに向けたエネルギーにしたい!そう思えた。

 

長くなってしまったけれど、この一週間、いろんなことを考えて、とにかく前に進み続けた。この背景には、支えてくれた仲間や深夜まで話し合った貴重な話し合いの積み重ねがある。

4年の夏、このプロジェクトに参加できて、一回り成長できた!感謝!

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