決意の先にあるもの。

第14期 Change Maker Study Program プロジェクトリーダー
島山 怜(しまやま さとし) 慶應義塾大学商学部4年

 

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自転車のペダルをグッと踏み込む。

はじめは重いけど、何度も踏み込むうちにペダルは軽やかに、身体はぐんぐんと前へ前へスピードを上げながら進んで行く。

そんな感覚が好きです。

 

何か新しいことを始めるとき、自転車をこぎ出すように、たくさんのエネルギーが必要です。
ペダルが重すぎて数メートルも進まず倒れてしまうかもしれない。
そんなリスクがありながらも、こぎ続けることでまだ見ぬ景色が見えてくる。
そんな感覚があります。

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新しいことに挑戦し続ける人は成功する。
よくそんな話を聞きます。

スティーブジョブズやザッカーバーグのように、リスクを恐れずチャレンジし続ける人間は、常に圧倒的なスピードで新しい価値を生み出しつづけています。
なにも彼らのような大成功を収めていなくても、可能性を求めて挑戦する人は周囲から高い評価を得ているでしょう。

 

しかし、それをすべての人ができるわけではないこともわかります。

新たな世界に飛び込むことで見えてくるものがある。
自分を変えるためには挑戦しなきゃ。

頭ではわかっていてもそうそう行動に移せるものではない。

 

ただ、自分はダメな人間なんだと落ち込む必要はないんです。
生物にはもともと、危険を回避したり、環境に適応するために「何もせずじっとしている」という本能が備わっているそうです。
つまり、何もわからない、リスクを感じる状況に直面したとき、行動に移せないのはある意味生物として当然の反応と言えます。

 

じゃあそうやって生物としての本能に抗えない人は評価されず、
リスクを恐れない、いわゆる優秀な人だけが何かを成し遂げることができるのでしょうか

 

それはきっと、違う。

 

本当にリスクばかりの環境なのか。
自分の行動をポジティブにとらえることで、新たな世界に飛び込めるようになるんじゃないかって思うんです。

 

今年春に行われた第9期CMSPでの話。
同じグループのメンバーに対して、ぼくが泣きながら広田の人のことを語る場面がありました。
個人的に振り返って、ぼくの感情をメンバーが知り共感が生まれたとき、なんて捉え方をしていたんですが、
後日メンバーの一人からもらった言葉は「あの時、さとしから勇気をもらったよ」

知らず知らずのうちに、背中を押していたんだと気づいた瞬間でした。

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自分が決断することで、誰かを勇気づけている。
そう捉えることで、新たな挑戦をすることの怖さのほかに、あなたを奮い立たせるものが生まれてくる。
あいつ頑張ってるな、おれももう少し頑張ってみようかな、と友人が思ってくれる。

もうちょっと視点を遠くにしてみると、

あなたから勇気をもらった人が行動を起こし、それを見た別の人の背中を押す。
そんなことが続いて、あなたのいる環境を越えて、心に灯った火が広がっていく。

そう考えると、何かを決断すること、その先にあるものに、光が見えてきます。

 

なにより、あなたの決断に誰よりも勇気をもらうのは、ぼくたちスタッフや広田の方々です。
そしてぼくたちには、あなたの決意を受け止め、その向こう側の景色を共に描ききる覚悟があります。

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広田で共に歩けること、楽しみにしています。

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