無関心だった過去の自分へ

 

春期CMSP9期スタッフ酒井伽奈

 

 

こんにちは!

2016年春期Change Maker Study Program9期スタッフの酒井伽奈です。

 

さかな0110 記事写真①

 

 

CMSPスタッフとして活動を始めて早2ヶ月。

初めて広田町に現地入りしてから1ヶ月。

これまで3度記事を書いてきましたが、今回で最後の投稿となります。さみしいね!

 

3回記事を書くにあたってCMSPのことや私自身のことを何回も書きましたが、

今回は私がCMSPに関わり始めたきっかけを書きたいと思います。

 

 

東日本大震災が発生した当時、私はまだ中学二年の子どもでした。

反抗期真っ只中です。

テレビの中で起こっていること、東北で起こっていること、

バラエティ番組は一切放送されず毎日毎時間ニュースだけ。

緊迫した面持ちのテレビの向こうの人が緊迫した口調で東北で起きていることを伝えている。

……「大変なことが起こっている」と思いました。思っただけです。

それ以上の感情は抱けませんでした。関心を持てなかったのです。

東京で生活する私には何の支障もないと思っていたからです。(計画停電、放射能問題等は既に東京でも騒がれていましたが)

自分が何よりも大事で周りに目を向けるほどの余裕がなかった、と言えば正解かな。

 

 

この「同じ国内で起こっている事実に関心を持てない感情」は時が経ち、高校に入学しても変わらず。

テレビもすっかりいつも通りの番組スケジュールに戻り震災前と変わらぬ毎日を送ることができるようになりました。

震災直後のように放射能が心配、計画停電がどうのこうのと騒ぐ人も見ることもありません。震災前の生活に戻りました。東北を除けば。

けれども自分の中での気持ちは震災直後よりも少し成長していました。

「なんで自分は東北で起こった事実に目を向けられないんだろう、興味を持てないんだろう」。

東北での事実に興味を持たない自分に興味を持つようになりました。

 

 

さらに時は経ち、昨年4月大学生になりました。

「とりあえず時間があるときに被災地に行ってみよう」

「行ってみたら何か新しく感じるものがあるかもしれない」

この頃になると被災地の現状、支援、とかではなく興味を持てなかった自分のために何故興味を持てなかったのか、という気持ちで被災地に行ってみたいと思うようになっていました。

 

 

CMSPに出会うまではとりあえずボランティアという名目でボランティア団体を調べていました。

ヒットするものも中にはありましたが、いまいち参加するという一歩は踏み出せず。

そして出会ったのがCMSP。

被災地ボランティア、ではなく被災地兼過疎化地域の町興しを地域の人たちと一緒にやっちゃおうっていうプログラム。

ボランティアではなく地域の担い手になる。

ボランティア以外の新しい被災地への関わり方。

新しい、これだって思いました。

IMG_4381

(↑年末現地入りした際に大掃除のお手伝いをした図)

 

テレビという一枚のガラスを通してみる被災地と自分の眼でみるその町は全く違う。

震災から5年が経ち、震災当時のことを冗談を交え笑いながら話す広田の方々。

私はいま、積極的に震災当時のことを調べ直接聞くようにしています。

そしていま私はCMSPのスタッフとして月に一度陸前高田市広田町に足を向けています。

(2月は一週間、3月は半月ほど同地で仲間たちと生活をします)

 

5年前の自分には想像できなかった5年後の自分。いまの自分。

同じ日本国内で起こった5年前の出来事。

同じ日本国内で春に起こる一週間のプログラム。

同じ日本国内でこれから起こる様々な出来事。

同じ日本国内なのにいままで触れたことがないような人の温かさにも触れ、

同じ日本国内なのにいままで見たことがないような真っ青な空、海を見て、この町が好きになりました。

そしてこれからもっともっと好きになっていきます。

IMG_6322

 

自分に関係ないから…で物事は片付きます。生活できます。

でもそれが本当に正解なのか?と問われると言い淀む部分があります。

自分に関係ないからこそ感じるものだったり、新しく思うものだったり、自分を成長させてくれるものだったり、新しい価値観だったり、新しい出会いだったり。

それらを「関係ない」で済ませてしまったらとっても勿体無いし、なんだかさみしいですよね。

常に矢印が自分に向き、自分の周りのことに関心を持てなかった浅はかだった過去の私がいまの私を作っています。

過去の私がいたから少しだけ物事を考える力はついたし、世界は広がったし、広田町の地元の皆さん、CMSPスタッフの仲間、SETメンバーOBOGの皆さんに会うことができたので過去の私も大事にしたいし否定はしたくありません。

そう思えるようになりました。

 

 

何事にも熱心。激アツ。

説明会前にみんなで本音を語り合って泣いちゃう人も出るようなCMSP。

最初は温度差を感じることも多々ありました。

でも最近はこのアツさが中学高校時代の行事前を思い出してとても居心地が良いです。

 

私にとってのCMSP。それは

C ちいさな

M 町の

S スペシャルな

P パッションチーム

 

 

(笑)

 

どうか、私たちと一緒に矢印を自分以外のものへ向けてみませんか?

(今年こそは短文に想いを書けるようになりたい。そしてレポートもこれくらい書けるようになりたい。目標)

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