Change Maker Study Program スタッフ青木成美
私がCMSPと出会ったのは2015年の夏でした。地元の友達がスタッフをやっていて、参加者として誘われたのが始まりです。
参加者としてCMSPにいるとき、スタッフのみんなが同い年とは思えないくらいしっかりしていて、チームをひっぱっている姿を見た時に参加者とスタッフには大きな差があるなと感じていました。大勢の前で話をしたり意見を言うことが苦手だった私にとって、スタッフの人はあんな風になれたらなあと思う存在でした。そして、そのような人でないとスタッフにはないとなれないと思っていました。
11月、そのスタッフだった人から今度の春季のCMSPのスタッフをやらないかと誘われたとき、とても驚きました。私はみんなをまとめる力もないし、大勢の前で話すのも得意ではありません。
私が見ていたスタッフのようにはできないなと思いました。
スタッフに誘われたとき、自分が将来何がしたいのか、いわゆる”就職”についての悩みがたくさんありました。何をしたいのか、そしてちゃんと仕事につけるのか、でも何をすればいいかわからない状態で、将来のビジョンが全く見えませんでした。また、何よりスタッフの役をこなせるのか?と思っていました。
そのとき、夏にCMSPに参加したときのことをふと思い出しました。参加者のとき、スタッフはもちろん同じ参加者の仲間にもたくさん助けられ、支えられました。”広田町のために”という気持ちてみんなアツく、真剣に取り組んでいました。
ここ(CMSP)にいる人たちとなら、たとえ就職活動やスタッフをやっていて、困ることがあったとしても、乗り越えていけそうだなと思いました。今考えてみると、あれ?こんなにサクッと決断できなかったよな?と思いますが、でもそれ以上にみんなの存在は大きく、頼れる存在なんだなあと、改めて思いました。