その人となりに恋をする。

春季ChangeMakerStudyProgramスタッフ 吉原瑛海

図1

「その人となりに恋をする。」

皆さんは恋をするとき、何を思いますか?

ドキドキ、きゅんきゅん、知りたい!会いたい!いろいろありますよね。

広田町に恋してるところはたくさんあります。坂の上から見る海の輝き、見たことのないくらい大きな牡蠣、「その笑顔を見られるだけで十分だよ」と言ってくれる笑顔のおばあちゃん。

その中でもこれから私が書く広田町への恋は、

「その人から溢れ出る人柄に、知らないうちに惹かれている」

というのが近いでしょうか。

 

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私は1ヶ月前の11月末に広田町へ行ったとき、ある漁師さんの小屋で火傷をしてしまいました。

右手から右腕にわたり、私の中では今までで1番ひどい火傷だった気もします。

火傷をしたのは、単に私の不注意です。

机の下からのびるストーブが柱のように見えて、側を歩いていたときに触ってしまったんですね。

「熱っ!」と言ったあとに真っ先に「大丈夫か?!」と声をかけてくれたのは、そこの漁師さんでした。そして、アワビを料理していた手を止めて、私の手と腕を冷やすことを優先してくれました。

それでもヒリヒリが治らなかった私を見て、漁師さんは自分の家から保冷剤とタオル、惜しみなくガーゼを持ってきて、患部を巻いてくれました。

その後も、他のご家族の方々が小屋へやってくるたびに、「火傷は大丈夫?」と心配してくれました。

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これまで話してきた中で、正直なところ「そんなことくらい誰でもやってあげるだろう」と思う方々もいるかもしれません。

実際、私自身も書きながら思い出していたのですが、特別なことをされたわけではないんですよね。

そんなはずなのに、なんででしょう。

漁師さんはじめ、ご家族の皆さんに「大丈夫?」「帰ってもちゃんと手当するんだよ」みたいに言われるたびに、その優しさに涙が出そうになるんです。

先日、約1ヶ月ぶりにお宅へ行ったときに漁師さんに言われました。

「火傷がトラウマになって、もう来なくなるんじゃないかと思った」

確かに普通に考えれば、何かで怪我をしたら、その場所に行くたびに思い出し、「もう行きたくないな、行くの怖いな」と思ってもおかしくないはずです。

実際私にも経験があります。

ですが、今回そんなことは1mmも思わなかったんです。

むしろ、傷の手当をしてもらった

その瞬間から

「早く火傷を治して、治りました!って報告しにこよう!」と、

次にここに来ること、また漁師さんやご家族に会うことにワクワクしていました。笑

これって、一種の恋なのかなと思います。

特別なことをされたわけではない、でも、他の人にされてもあまり思わないことが、この人には思う。

早く、また会いたい!と思う。

私はきっと、その人から溢れ出る人柄に、知らないうちに惹かれていたのでしょう。

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皆さんも広田町にきて、その人となりに恋してみませんか?

 

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