「初めて」は、「いま」でなければ。

2016年春期CMSP9期スタッフ 藤本篤二郎

僕はいま、大学1年生だ。
僕の年齢は、今年2015年で21歳だ。

少し考えれば、「こいつ、2年間何かあったぞ」と分かる。
早い話、高校卒業後1年間浪人して大学に入り、留年して、いまもう一度、1年生をやっている。

親にはとんでもなく迷惑をかけているし、「こいつ、とんでもなく使えねえヤツだな」と周囲から思われることが普通である。実際そう思われても、まあ、そうだろうな、と思う。

しかし、いま僕が置かれているこの状況だからこそできることもあると、最近感じている。

1年生としての視点と、3年生としての視点で、大学生活を見ることができることだ。

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寄り道をすることなく順当に進んだ高校の同期は、いま大学3年生である。
就職活動を控えて、企業説明会の日程を決めている友人
資格取得のために勉強に取り組む友人
そして
将来に不安を抱えながらも、広田町に可能性を感じて活動を続ける友人
が、周りにはいる。

 

同じ学年で大学生活を過ごす1年生も、周りにはいる。
自分の大学というフィールドの中で、サークル活動や授業、インターンを経験している友人
社会に向けて試みている行動をみて、「意識高い」という言葉で要約する友人
そして、
1年生から、広田町という町で初めてのモノに次々と触れ、自分の価値観を日々広げている友人。
本当に、十人十色だ。

一人一人がいろいろな想いの中で「いま」という大学生活を送っているが、身近にいる3年生を見ながら1年生のいまを過ごす僕は、「初めて触れるモノを、いま以外にいつ触れられる?」ということを最近強く感じている。
それだけ、大学生活の「いま」はとんでもなく大事なんだ、と感じるようになった。

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今年の3月に初めて東北に足を踏み入れた経験。

 

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広田町というひとつの町で、わかめの収穫や煮る作業を初めてやった経験。

 

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ひとが変わる瞬間を、初めて目の前で見て、「この人の成長を支えたい」と初めて思った経験。

 

いろいろな「初めて」が、広田町というまちでの1週間の中にある一瞬一瞬に、詰め込まれている。一生の中で、そこでなければ二度と触れることがなかったかもしれない、気づくことがなかったかもしれない、大学生活でのとんでもなく大事な「いま」が、ある。

広田町での1週間を過ごし、1週間をつくった僕は、そう感じる。

 

関連リンク>”日常と非日常が融け合う―ともに走り続けた仲間と”

 

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