日常と非日常が融け合う―ともに走り続けた仲間と

2016年春期CMSP9期スタッフ 藤本 篤二郎

あつ写真①

 

今年の3月からこのチェンジメーカーに関わって、度々感じる不思議な感覚がある。

 

非日常が日常に侵食していく感覚?

逆に言えば、日常の触手がアメーバのように伸び広がっていく感覚?とでも表現すればよいのだろうか?

 

僕は沖縄や新潟、島根など、東京での日常とは全く違った時間・空間の流れる場所へ出かけることは多いのだが、
1週間のプログラムを終えた後の、ここ岩手県陸前高田市広田町と東京の関係は、他のそれとはまた異質なように感じるのだ。

 

日常を飛び出して出かけ、そこで出会うひととの縁や関係の広がりはもちろん魅力的だが、
なぜ、ただ旅行することとは違い、広田での一週間は、その後の日常と融け合っていくのだろうか?

 

また来たい、と思う場所だから?

 

広田町のひととの関わりが、東京の日常においても続くからだろうか?

 

おそらく何よりも大きいのは、このプログラムの過程で、“仲間”を介して非日常と日常がミックスされていくからなのだろう。

 

1週間のプログラムの前に、プレミーティングといって東京で事前研修が行われる。
そこで
1週間を共にするスタッフや同期と初顔合わせをする。
そして、それから約
1週間後に、現地での1週間のプログラムがスタートする。
東京で初めて出会った仲間たちと、今度は見ず知らずの初めての土地で、
1週間寝食を共にし、
まちのためのアクションを考えていくのだ。
そしてプログラムが終わると、再び東京でアフターミーティング
(事後研修)がある。
1週間の広田での非日常を共有した仲間たちと、日常生活の舞台である東京で再会する。

 

あつ写真②

 

僕は、この「日常と非日常の交錯」に、冒頭で述べた「非日常が日常に侵食していく感覚」を感じるのだ。

 

1週間の挑戦を知っている仲間たちが、日常の中に戻っても、近くにいるからだ。

 

非日常の体験は、日常の積み重ねの中に埋没していきがちだ。
だからこそ非日常の存在に価値があるのだとは思うが、
その体験が、日常と混ざり合い、日常が刺激的になれば、どれほど素敵なことだろう。

仲間と本気の場所が、このプログラムにあるからこそ、それが容易なのだろう。

 

あつ写真③

 

20153月、5期チェンジメーカーに参加し、6期チェンジメーカースタッフをやってきたが、プログラム限りの仲間は、いない。
それぞれの方向や活躍のフィールドは違うが、日常と非日常が融け合い始めたスタート地点は、「広田町」で共通しているのだ。

 

ここで出会った仲間たちとは、これからもお互いの日常に刺激を与え続けることだろう。

 

このプログラムで、「じゃあ、また広田で会おう」と言葉を交わす“仲間”が増えていく。

 

非日常がまた、日常と融け合い始める。

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