温かい町ー広田町ー

2016春期CMSP9期 篠田樹里亜

ジュリア

道を歩いていると、

「お姉ちゃん、寒いから中おいで〜」

という声が。

そうして招かれたのは、さっき少し挨拶をしに行ったお宅。お言葉に甘えてお邪魔すると、すでにお友達がいらっしゃいました。
コーヒーやリンゴやミカンなどたくさん出して頂き、たくさんお話を聞くことができました。
東京と広田の違いや、震災時の話、娘さん・息子さんの話など、時間を忘れるくらいまったりと過ごせました。
まるでここが我が家のような落ち着ける空間、そして、私たちを子供もしくは孫のように温かく接してくれる空気感でした。
これが広田町の魅力の1つではないでしょうか。

 

震災で公民館にいた時、盛岡にいる娘さんから、こっちで暮らさないかと連絡がありました。
おばあちゃんは、家に戻ってもし家が流されていたら考えようと決めたそうです。
すると、家は残っていました。
それで確信したそうです。

広田が好きだから広田で生きると。

ジュリア

簡単にわかるだなんて言ってはいけないのかもしれないけれど、広田にい続けたい気持ちが、現地入りして何となくわかる気がします。東京でしか生きてこなかった私にとっても、居心地の良い場所です。

あれだけ果物やお菓子を出していただいたのに、帰りにワカメとホヤをくれました。これもまた初体験。
東京に帰ってきて思いつくレシピで食べたけれど、そういえばオススメのレシピを聞くの忘れてしまいました。

帰り際におばあちゃんが言いました。

「待ってるから、いつでもおいで。」

私には田舎がないからこの言葉がとても嬉しかったです。私にも帰る田舎ができたんだ、そんな気持ちになりました。

オススメのレシピを聞きに、私の話をしに、おばあちゃんのお話を聞きに、また帰ろう。温かい町、広田町に。

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