“行きたい場所”から、”帰りたいところ”へ

春季ChangeMakerStudyProgramスタッフ 葉山舞子

まいこ①

 

 

11/29。大学生活も3年目、いい加減見慣れた街並みばかり映していた眼に
“人と自然がとけあう”広田町の景色を鮮明に焼き付けました。

“とけあう”という柔らかな響きは、広田に暮らす人々の醸す雰囲気に触れたときにとてもしっくりきた言葉です。

初めて降り立った場所で、私は始終暖かな気持ちで2日間を過ごしました。

舞子2
風が強い日でした。車窓から見える、揺れる木々や海面を舞う白波の様子から、ふと「自然に囲まれている」と意識します。一方で、大根が干されている民家を目にすると、確かに生活があると感じられました。

広田町でお家を訪ねるとき、インターホンという聞き慣れた機械音を鳴らすことは一切ありませんでした。
戸を叩いて、開けて、玄関から声をかけて。人を呼ぶのはオトではなく人の声なんですね。
「遠い所からよく来た」「寒いのに頑張ってるのね」初対面のおばあちゃんたちから労いの言葉をかけられるのは、ムズムズとこそばゆくて、外気は冷たいのに、じんわりあったまったような心地がします。

広田の人から振る舞ってもらう料理にほっぺたが落ちないよう気をつけながら、頭をよぎったのは広田に広がっている自然でした。

🚗第1回現地入り🚗_3312

上で私は、「囲まれている」と書きましたが、囲まれているどころではありません。取り込まれていると感じました。

手作りのお菓子に使われたカボチャは、その家のおばあちゃんが育てたものでした。
東京で見たら怯んでしまいそうないくつものカキやアワビは、一緒にいる漁師さんたちが獲ってきたものでした。

広田町には自然がもたらす恵みが溢れていて、食べて身体に取り込んだり、仕事にして生活の基盤にしたり。
ここでの暮らしは自然とともにあって、一部なんだと腑に落ちました。

広田町にいる間、綺麗な夕焼けを目にしました。私たちを歓迎してくれる町の方の優しい雰囲気ととてもマッチしていて、心地よさとともに”とけあう”という言葉を噛み締めたのはそのときでした。

まいこ3

広田町に行ったのは初めてなんです。
それなのに、どこか郷愁に駆られるこの気持ちをなんて表現したらいいんでしょうか笑
つい、町の人に「また来ます」ではなく「また帰ってきます」と言ってしまったのは、心の拠り所にしたい何かを広田で垣間見たからかもしれません。

 

以上、「はじめてのひろたちょう」レポでした!笑

関連記事

  1. かけがえのない大切なもの

  2. 挑戦のできるフィールド

  3. 一瞬一瞬を大切に

  4. 第5期ChangeMakerStudyProgramプロジェクトリーダ…

  5. 満員御礼!春季Change Maker Study Programの募…

  6. 思い合う一週間

  7. 今、ここにいる一人ひとりの、繋がりがあるからこそ

  8. あの町はとんでもないものを盗んでいきました。

年月別


LINK

  • 特定非営利活動法人SET
  • 広田民泊
  • 高田と僕らの未来開拓プロジェクト
  • Change Makers' College
  • Café 彩葉