今回はおいけちんこと尾池 祐大の声を発信していきます。
尾池 祐大(おいけちん)
私はこの7日間広田町で生活しました。東北に行ったのは初めてでしたがたくさん感じるものがありました。
誰かのために本気で考えたり、仲間と本音で意見をぶつけ合ったり、そのどれもが初めての経験であり自分の人生の中でとても貴重な経験となりました。
自分の考えを相手に伝えることの大切さ、そしてその難しさを改めて感じました。
私がこの7日間で特に本気になり、その成果を強く感じたのは6日目のアクションプランの実行でした。
それまで広田町の人のために自分たちに何ができるのかを本気で考えました。
私たちのチームでは広田町の魅力ある場所を回るバスツアーの開催でした。
これは、私たち大学生と広田町の人たちが同じ車に乗って広田町を回ることで広田町の魅力を再発見して欲しい、広田町の人たち同士の交流、私たち大学生と広田町の人同士の交流を増やして欲しいと考えこのツアーを開催しました。
私たちはこのツアーをひろたんけんと名付けました。
しかし、1日前まではまだ何も決まっておらず広田町の人たちに本当に喜んでもらえるのか、本当に達成できるのかなどたくさんの不安がありました。
しかし実際にツアーを終えてみて、参加してくれた方々の笑顔や感謝の言葉を聞いて、本当にやってよかったな、頑張ってきてよかったなと思いました。
自分は人見知りで積極性がなく、今まで何も行動してこなかったそんな自分を変えたくてこのchange makerに参加を決めました。
このプログラムが始まったばかりの頃は大勢の前で意見を言ったり、町の人と話したりするのが苦手でした。
今でも得意になったとは言えませんが、グループ内でも少しづつ自分の意見を言えるようになりました。
人見知りだった自分ですが、広田町の人たちが温かく迎えてくれたおかげで人と話すことが楽しいと思えるようになりました。
これからは思ったことは積極的に行動に移し、後悔しないように生きていきたいと思います。
そして何より本音で語り合える仲間ができました。この7日間でできた仲間はこれからも大切にしていきたいと思います。
この一週間は自分の中で本当に充実したものになりました。本当に参加してよかったなと思います。
そう思えるのはこのプログラムに参加するきっかけをくれた友達、スタッフの方々、一緒に頑張ってきた仲間たちのおかげです。
本当にありがとうございました。