◯少しずつ見えてくる若者がいる未来◯
今期で6回目、夏の時期では3回目を迎えるCMSPも
8月頭からスタッフが1週間以上滞在し、
最高の7日間を作るために最後の追い込みをかけています。
本当に不思議なのは縁もゆかりもない広田町に大学生がいて
すごく一生懸命に広田町のことを考えているんです。
本来であれば、ありえなかった未来が目の前にあるんだなと感じます。
もちろん僕自身もその内の一人になっていると思いますが。笑
大学生にとって自分たちが人生を考える上で
すごく貴重な時間を費やして広田町のことについて考えています。
でも、彼らはそのことで自分自身の未来が切り開かれていく
可能性を感じているのだと思います。
◯見えない未来が見えてくる広田◯
多くの人が自分自身の未来に対する選択基準がわからなくなってきている世の中で
何が幸せなのかどうか?そんなことを問われることが多くなってきたように思います。
そんなことひと昔前であれば、「稼ぐことが大事だろ!」「働けることが幸せだろ!」で
終わっていたことかもしれないけれど
今はそうじゃない。その問いがいつの間にか大きく膨らんで襲いかかってくる。
だけど、都会の大学生活には未来を考えるためのリアルがない。
自分自身の「今」が未来に繋がっていない出来事が多い。
リアルがないから、問いに答えられずに、その問いが勝手に大きくなって、怖くなる。
一方で、広田町に来るといい意味で若者が珍しがられ将来のことを問われ
もしかしたら自分自身が行動することで何かを変えていけるかもしれないという可能性を感じます。
その可能性に向かって、自身の行動を紡いでいくことでリアルな経験が生まれ
経験豊富な町に住む皆さんがその経験を自分のものにする手助けをしてくれる。
少しずつ若者がいる未来になっているその背景には、
本当は出会うはずがなかった両者が出会い
広田町では「若者がいるな〜、来てるな〜」っていう実感が湧き
若者は「広田町に来ることで自分の未来が見えてくる!」という実感が湧いたりして
お互いの未来に進んでいる実感の積み重ねが「これから」を作り上げている気がしています。
若者が少しずついる未来は
この町で未来の可能性を実感する若者が増えていることなのだなと
最近、僕自身が実感しています。
また、わくわくする未来が広がっていきそうです